熱源機(給湯器)のあれこれ

蛇口を捻ればお湯が出て、ボタンを押せばお風呂にはいれるのが当たり前の時代ですが、つい40~50年前まで薪でお風呂を沸かすのが主流だったなんて、不思議ですね。

熱源機にも様々な種類があり、よくわからないって方も多いと思います。大きく分けると4種類に分けられます。

ガス給湯器 ガスでバーナーに火をつけ、管内の水を直接温める給湯器。使うときにお湯を作るので湯切れはありません。

石油給湯器 ガス給湯器とおなじ仕組みですが燃料をガスではなく灯油をつかいます。灯油を入れておくタンクを併設する必要があります。

電気温水器 深夜の安い電気代でタンクのお湯を温め保温し、日中に使う給湯器。ガス代がかかりません。使い切らないように容量を選定しましょう。

エコキュート 大気中の熱をヒートポンプに取り込んで圧縮して高温化させて出来た熱を水に伝えて、できたお湯をタンクに貯める給湯器。電気温水器同様、ガス代はかかりませんし使い切るとしばらくお湯が使えません。

 

ガス給湯器には都市ガス用とプロパン用があり、敷地内に都市ガス配管が来ていれば都市ガスになります。(基本的に光熱費はプロパンよりも都市ガスのほうが安いです。)プロパンは大きなタンクが必要です。都市ガスが来ていない地域だとプロパンガスまたは石油給湯器になりますが、地域の供給会社で給湯器、ガスコンロのリースや工事代が無料などサービス内容が違ったりします。北部寒冷地では石油給湯器が主流です。これらは主に号数(kw)で給湯能力を分けてあります。大きいほど一度にたくさんのお湯が作れる(使える)と覚えておいてください。

 

電気温水器、エコキュートはコンロも電気にしてしまえば完全にガス代が掛かりません。オール電化ってやつですね。ただコンロだけで使うガス量はかなり少ないので、ガスコンロを使われてるお宅も多くあります。お湯を使い切ってしまうとしばらく使えないのはネックですが、生活人数などに合わせて使い切れない貯湯量を選定します。ただ貯湯量を選ばなくてはいけないことは覚えておいてください。

ここから細かく分けるとさらに多様な給湯器がありますが、それはまたどこかの機会に解説できればと思います。では一体どれがいいの?一番お得なのは?と考えてしまいますが、はっきり言ってこれが一番!というものはありません。 お住いの地域や、家族構成、生活スタイル、家全体での光熱費の考え方によって選択肢が変わってくるからです。よく訪問販売なんかで「これにすればとてもお得ですよ!」と1つの商品を勧めてきたりしますが、一辺倒で勧められるような簡単なものではないことはここまで読んでいただければわかっていただけたかと思います。

なんだかよくわからないし、お得になるなら。。。今キャンペーン中なら。。。と心が揺らいでも 絶対に 即決はしないでください。特に、はやく決めないとお得にならないものなどは最初から怪しさしかありませんWW 帰っていただきましょう。

製品知識を得て興味が沸いても必ず相見積もりをとるなり、別の業者に相談しましょうね。

しっかり考えないと容量が小さくて後悔するケースや必要以上に高い給湯器を買ってしまうことになりかねません。

決して安い買い物でもなければ、すぐに買い替えるものでもありません。 間違いのない選択と快適なお湯ライフ。  では!!

 

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