間取りを考察する。

ここ数年でライフスタイルは大きく変化しました。それによって家づくり、間取りづくりも変化していきます。築2~30年以前の家やアパートを見てみると、部屋数が多く、収納が少ない間取りが目立ちます。トイレや洗面所は狭く、応接間や和室があります。それぞれの部屋にタンスなどの収納家具を置いて、家族それぞれに自分の部屋があるような間取りですね。

現在のライフスタイルから例を挙げると、共働きの夫婦が増えたこともあって、室内干しスペースが求められたり、コロナ渦によって在宅ワークが定着し、事務作業スペースが求められたり。サブスクや通販、代行サービスなどを利用する人が増え、モノが少なくなり、代わりに広いリビングと生活感が出ないような広いパントリーやクローゼットなどの使いやすい収納スペースが求められたりするようになりました。

反対に和室や細かい間仕切りは求められなくなっています。個人的には和室が求められなくなるのは寂しいですが、、、。

 

デザインや間取りにもトレンドや流行もあり、短期的に多く採用されるものもあったりしますが、一貫して言えるのはライフスタイルの変化に合わせて使いやすさ、住みやすさを工夫して生まれるものだと感じます。

 

賃貸やリノベーション事業では、やはりこのように現在のライフスタイルに合わせてリフォームすることが基本になるのですが、もちろんすべての人に当てはまるわけではなく、1つの家庭にフォーカスしていくと当てはまらないことも多々あったりしますので、間取りに正解はないところがまた面白いです。

時代や流行に関係なくとも、子供が生まれ家族が増えたり、子供たちがみな自立してこれから夫婦2人での生活になるなどのそれぞれのご家庭内での変化も間取りを決める際には欠かせない事柄ですよね。

情報収集や、お客様の意見をお聞きしたりしていると色々なアイデアや試してみたいことが出てくるのでどんどん間取り沼にハマっていきます(笑)

 

夏終盤ですが体調崩さぬよう、お気を付けください。

 

では!!

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